香港 エスクロー(Escrow)について

海外商取引において「エスクロー」 (Escrow)という制度が活用される場合がありますが、エスクローは商取引に活用される信託とご認識ください。

「信託」(Trust)とは、委託者(「Trustor」 もしくは「Settlor」)が信頼できる第三者(「受託者」「Trustee」)に資産・現金(「信託財産」 もしくは「Res」 )を委託する取り決めです。受託者は(信託)契約に基づき、信託財産を処分・執行等の信託行為を行います。

エスクローにおいて、受託者は、契約履行を確認後に取引対価・資金を相手方に支払い(リリース)します。 銀行、法律事務所、エスクロー・エージェントといった信任ライセンスを保持する業者が、反マネロン対策・KYC(Know Your Customer)を講じることで、エスクロー・サービスを提供できます。主に不動産、船舶、企業買収等の取引で不確実性が高い場合や、多額の資金が支払われる商取引に活用されます。最近では、暗号通貨の取引にもつ活用されています。 

株式譲渡契約(「Share Purchase Agreement 」「SPA」)におけるエスクローの例

香港は、国際金融都市であり英国の伝統を受け継いでいる為、エスクロー制度は様々な取引において、リスクヘッジとして活用されます。また、銀行口座開設が困難ですが重要な取引を完了する必要がある場合、エスクロー・サービスは有効です。

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