香港でビジネスをするのであれば、広告・PRは絶対必要な要素としておすすめします。ビジネスが香港人、西洋人、中国からの旅行者、在香港日本人いかなるセグメントをターゲットにする場合でも、広告を使っての集客はとりわけ、ビジネス開始当初は最重要の顧客獲得チャンネルとなります。
では、どんな広告手段が向いているのでしょうか。予算次第で、できることは変わりますが、まずはセールス先を増やすという点では効率良く集客ができるオンライン広告が良いでしょう。具体的にはFacebookとGoogleです。
Facebookは日本だと中年以上のメディアといった印象がありますが、少なくとも香港では全世代が使うSNSになっています。香港市民の74.9%(5,644,000名)が使っており、日本の32.5%に比較して2倍の普及率を誇ります。(NapoleonCat.com調べ。2019年9月現在)
また、香港では日本に比べて、企業ページへの問い合わせが多い傾向があります(クレームも含む)。
最低限、中国語(繁体字)と英語への多言語対応、政治的な話題への対応など広告内容のローカライゼーションは気をつけましょう。
香港ではGoogleが禁止されている中国とは異なり、Google広告も人気は高いです。また、店舗やBtoBビジネスではGoogle My BusinessなどGoogleマップと連動したサービスはメンテナンスも楽ですし、効果を感じやすいのでオススメです。
その他、Instagramなどインフルエンサーを使った広告も盛んです。
PRは新聞社、オンラインメディアに取材依頼をかけることで記事化をすすめる試みです。香港の広告媒体としての新聞の力は落ちていますが、記事にされれば、SNSで大きく拡散されます。また、オンラインメディアの多くは得意分野があります。ターゲットになる力のあるオンラインメディアの選定など、香港のメディア事情に通じた専門家の助けを通じて、貴社の情報が多くの香港在住者に届くことになるでしょう。
在港日本人をターゲットにした媒体としては、香港ポスト(ニュース中心)、PPW(生活情報中心)、日本経済新聞(国際版)、NNAなどがあります。
スタートアップ香港では、香港マーケット向けのオンライン広告の出稿代行、インフルエンサーマーケティグ、PR(メディアへのアプローチ)、日本人向けメディアの出稿代理業務を行っています。ご興味のある方はどうぞお問い合わせください。
「香港での広告・PR」はQueues Limitedが担当します。